令和4年度 大分県スポーツ学会 第13回学術大会 発表のご報告
2022/12/26
期 日 :令和4年12月18日(日)
会 場 :J:COMホルトホールおおいた
演 題 :救護ナース活動の現状と今後の展開
発 表 者 :小原 優希(看護師)
今回、当院で行った「スポーツ救護に関する組織的な取り組み」について口頭発表致しました。細分化されていた情報提供を1本化し、スポーツ関連の学会参加や研修などの伝達会の実施、
WEBを用いた情報交流会などスキルアップ環境を整えました。また、現場で考えられる対象を意識した看護計画や、容易に記録し振り返りやすいよう記録用紙の作成、実際の救護へ行く上で「何を予測して何を確認しておくべきか」決定から実施までの流れに沿った必要物品や確認事項などのチェックリストも作成しました。今後もオンラインなどを活用し組織的に救護に行きやすい環境を作り、スポーツナースを増やすことで、子どもから高齢者まで各個人が「その人らしく生きる」ことをサポートしていきたいです。WITHコロナの時代と少子化が重なり、地域での交流や子どもが外で遊ぶ様子を、見かける機会が少なくなっています。誰もが好きな遊びやスポーツを、世代関係なく安心して思いっきり楽しんで行えるような、環境づくりに繋げることができたらと思います。
≪後記:小原 優希≫
演 題 :腰椎疲労骨折 -パンフレット改定による当院の調査-
発 表 者 :幸 颯史朗(理学療法士)
昨年に続き2回目の大分県スポーツ学会で発表させて頂きました。
当院で取り組んでいる腰椎疲労骨折の治療についてさらに研究し、よりスポーツ患者さんが満足した状態で早期復帰できるようにして行きたいです。
また、大分県だけでなく県外での学会でも発表して行きたいです。今回は貴重な経験が出来ました。
≪後記:幸 颯史朗≫
演 題 :PSIを呈した症例 ~ZERO positionにおける外旋筋力・肩甲帯機能に着目して~
発 表 者 :和地 紘史(理学療法士)
今回初めて、大分県スポーツ学会で発表させて頂きました。
当院は野球選手も多く来院されます。野球選手に対する病態仮定・アセスメント・運動療法を中心に発表させて頂きました。
今後もスポーツ選手に対して最適なアセスメント、治療、コンディショニングを行い、早期復帰へと導
けるよう、当院の特徴である医師・理学療法士・アスレティックトレーナーが連携したトータルコンディショニングをしっかり行っていきたいです。
≪後記:和地 紘史≫